理事長・病院長挨拶 | 医療法人社団 敬仁会 | 桔梗ヶ原病院

理事長・病院長挨拶

理事長ごあいさつ

理事長 小松 喬

私たちの病院は、医の本質としての地域密着医療と人の心を大切にした全人的医療を病院医療の原点と考え、その実践に意を注いでいます。
また、慢性期、回復期における医療を担う地域の中核的な病院として、良質な医療を行うために、機能的で活力のあるチーム医療を常に心掛け、地域の皆さんから信頼される病院づくりに取り組んでいます。今日のような社会情勢下においては、既成概念にとらわれないような柔軟な発想と積極的な行動が必要となりますが、医療人として、何事に対しても新鮮にとらえることの出来る豊かな感受性と他を思いやる優しさも大切にしていきたいと考えています。
病院、関連施設と地域住民の方々と手をとりあい、自己実現の場として、職員一 人一人が生き生きと仕事を行うことにより、私たちの病院を地域の方々に良いサービスを提供できる病院にしていきたいと思います。

病院長ごあいさつ

1983年(昭和58年)に、桔梗ケ原病院は長野県塩尻市において医療の提供を開始しました。2004年(平成16年)に回復期リハビリテーション病棟が開設され、当院におけるリハビリテーションの礎が築かれました。そして、地域の中で必要とされる医療の形として、近年はリハビリテーション医療,高次脳機能障害,運転支援,認知症を中核とした地域医療を行ってまいりました。
一方で、新型コロナウィルス感染症が全世界で猛威を振るう今、私たちは時代の大きな転換点に立っています。私たち医療者が果たすべき役割は①感染から職員と患者を守ること、②病院が医療を提供する場としてあり続けること、③塩尻の地で医療の火が消えないようにすること、の3つと考えています。
現在当院では感染対策の強化に力を入れており、入館時の検温、家族の面会制限、入院患者の外出・外泊制限など、多くのご不便をおかけしております。今後は電話診療の強化(風邪時の電話対応を含む),オンライン診療への取り組みを通じて、地域のみなさまの更なる安心につながるように努めてまいります。

桔梗ヶ原病院 院長 園原和樹