桔梗ヶ原病院における感染対策について | 医療法人社団 敬仁会 | 桔梗ヶ原病院

桔梗ヶ原病院における感染対策について

1.はじめに

新型コロナウィルス感染症は、2019年11月に中華人民共和国湖北省武漢市においてはじめて感染が確認され、2020年1月以降は全世界への感染拡大を認めました。
 
このウィルスの特徴は ①人から人への感染率が高く、②飛沫感染と接触感染により感染が広まり、③高齢者や基礎疾患(高血圧,糖尿病,心血管障害,慢性呼吸器疾患,悪性腫瘍)のある患者で重症化のリスクが増大する一方で、④感染しても症状を示さない症例が一部に存在すると言われています。

2020年は、新型コロナウィルス感染症の脅威が続く一年となることが予想されます。塩尻市における地域医療を継続するために、桔梗ケ原病院では下記の感染対策に力を入れています。

  1. 職員の出勤時の検温
  2. 病院への来院者に対する入館時の問診
  3. 発熱者に対する外来対応
  4. 入院患者に対する面会制限,外出制限

 
これらの感染対策を行うことにより、①病院内における感染拡大を予防すること,②入院患者を感染の脅威から守ること,③風邪を含めた発熱者に対応できること,④発熱以外の症状で来院された患者が安心して医療を受けることにつながるものと考えております。

2.病院への来院者に対する入館時の問診

当院では、病院に来院されるみなさん(業者,患者,家族)に対して、病院入館時に問診を行っています。発熱のために病院を受診する患者を除いて、発熱を認めた場合は入館をご遠慮させていただきます。

3.発熱者に対する外来対応について

発熱者との接触を少なくすることを目的として、当院では①発熱や風邪症状で外来を受診する場合,②発熱以外の症状で外来を受診する場合で、来院時間を変えて診察を行っております。

3-1 発熱者の場合

発熱や風邪症状で診察を希望する場合、原則として受診前に電話で病院への連絡をお願いしています。以下に、発熱者に対する病院の対応を示します。

なお、桔梗ケ原病院は感染症指定医療機関に指定されておらず、新型コロナウィルス感染症を確定診断するための検査は行っておりません。新型コロナウィルス感染症を心配する場合、保健所(帰国者・接触者相談センター)にご相談ください。

3-2 一般外来

発熱以外の症状で診察を希望する場合、当院では➀発熱者と外来時間を分けて診察を行い、②病院受診を控えたい場合は電話診察にて対応しております。以下に、一般外来における病院の対応を示します。

一覧へ戻る