ウェブセミナー「ドライブシミュレーターを用いた運転支援(第3回) ~ 視野障害者に対する運転支援」を開催しました(動画アーカイブあり)。

【日時】

Ⅰ.日時.2022年8月6日(土曜日)14:00 ~ 16:20
Ⅱ.開催方法.オンラインセミナー(ZOOMによるインターネット配信)

【案内】

脳血管障害の後遺症の中で,視覚に関連した症状として半盲と半側空間無視があります。半盲と半側空間無視はいずれか一方の症状が単独に出現する場合と、2つの症状が同時に出現する場合があり、リハビリテーションの現場では半盲と半側空間無視の鑑別が困難なケースを経験します。また、過去の報告では半盲と半側空間無視は運転能力に影響することが指摘されていますが、現在の道路交通法では半盲と半側空間無視に関する明確な基準はありません。

本研修会では視野障害に焦点を当て,①半側空間無視患者の運転特性,②視野障害者に対する運転リハビリテーションについて解説します。本研修会を通じて、ドライブシミュレーターの活用法を学び、視野障害と自動車運転について理解を深めることができれば幸いです。

【講演1:半側空間無視患者の運転特性(山形県立保健医療大学 作業療法学科 准教授 外川佑)】

Ⅰ.HONDAセーフティナビ「運転操作課題」について
Ⅱ.半側空間無視患者における実車評価の特徴について

【症例報告:視覚障害者に対する運転リハビリテーション(桔梗ケ原病院 病院長 園原和樹)】

Ⅰ.視覚障害者(半盲,半側空間無視)に対する運転リハビリテーション
Ⅱ.1/4半盲患者に対して運転リハビリテーションを実施した1症例
Ⅲ.半側空間無視患者に対して運転リハビリテーションを実施した1症例

【終了後のコメント】

新型コロナウィルス感染症が再拡大する中での研修会の開催となりました。オンライン形式による研修会を実施しましたが、132名と多くの運転支援を支えるみなさんの参加をいただきまして、誠にありがとうございました。
半盲と半側空間無視は、道路交通法における明確な基準がなく、脳血管障害者の運転支援を行う際の課題となっています。外川佑先生より、ドライブシミュレーター・実車評価の実例をもとに半側空間無視患者における運転評価のポイントをお話していただきました。
研修会を通じて、ドライブシミュレータ-(セーフティナビ)の活用方法を知り、視野障害と自動車運転の理解を深めることで,明日の運転支援を考える基礎となれば幸いです。

なお、「症例報告:視覚障害者に対する運転リハビリテーション(園原和樹担当)」については、「運転支援オンラインセミナーのアーカイブ動画(https://www.keijin-kai.jp/driving-support)」に動画公開を行っております。参考にしていただけると幸いです。

一覧へ戻る